【下級裁判所事件:過失運転致死傷被告事件/札幌地裁/令2 ・1・10/平31(わ)26】

要旨(by裁判所):
深夜,激しい吹雪のため前方の見通しが困難な状態で自動車を運転し,道路脇の歩行者に衝突するなどして1名を死亡させ,1名に重傷を負わせた事故につき,被告人には,進路上に人が存在して衝突事故に至る予見が可能であり,一時停止はともかく,徐行すべき自動車運転上の注意義務があったが,これを怠った過失があるとして,過失運転致死傷罪の成立を認め,被告人に禁錮1年2月,3年間執行猶予を言い渡した事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/303/089303_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=89303