【特許権:審決取消請求事件(行政訴訟)/知財高裁/令2・9・ 10/令1(行ケ)10070】

事案の概要(by Bot):
1手続の経緯等
被告は,平成17年3月23日,「気泡シールド工法で発生する建設排泥の処理方法」の発明についての特許を出願し(特願200583412号),平成24年8月17日,特許5063863号(以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた。原告は,本件特許の全ての請求項につき無効審判(無効2018800070号)を請求した。特許庁は,平成31年4月15日,請求不成立の審決をした。原告は,同月25日,審決謄本の送達を受け,同年5月21日,本件訴訟を提起した。 2特許請求の範囲の記載
【請求項1】(以下「本件発明1」という。)気泡シールド工法で発生する建設排泥に,カチオン性高分子凝集剤を添加することなく,アニオン性高分子凝集剤を添加混合し,造粒した後,無機系固化材を添加混合して固化することを特徴とする気泡シールド工法で発生する建設排泥の処理方法。
【請求項2】(以下「本件発明2」という。)請求項1において,無機系固化材がカルシウムまたはマグネシウムの酸化物を含む粉末である気泡シールド工法で発生する建設排泥の処理方法。 【請求項3】(以下「本件発明3」という。)請求項1において,無機系固化材が石膏を含む粉末である気泡シールド工法で発生する建設排泥の処理方法。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/697/089697_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89697