【知財(特許権):特許権侵害差止等請求事件/東京地裁/令2 3・24/平28(ワ)35157】

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「発光装置と表示装置」とする特許に係る特許権者である原告が,被告らの輸入販売等に係るスマートフォンに搭載されているLEDは,上記特許に係る特許請求の範囲の記載文言を充足し,その特許発明の技術的範囲に属すると主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告HTCに対しては,626万8000円及びうち350万円に対する平成28年10月26日(同被告に対する訴状送達日の翌日)から,うち276万8000円に対する平成30年9月28日(同被告に対する同月25日付け訴えの変更申立書送達日の翌日)から,各支払済みまでそれぞれ民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,被告兼松に対しては,350万円及びこれに対する平成28年10月26日(同被告に対する訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。なお,原告は,特許第5177317号に基づく請求と,同第5610056号に基づく請求をするところ,いずれの請求についても,損害額として,上5記の額を主張するものであるから,両請求の関係は,選択的併合の関係にあるものと解される。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/821/089821_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=89821