Archive by month 7月

【下級裁判所事件:各原爆症認定申請却下処分取消等請求 控訴事件/大阪高裁12民/令3・5・13/令2(行コ)1】結果:その他

要旨(by裁判所):
1心筋梗塞を申請疾病とする原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(以下「法」という。)11条1項に基づく原爆症認定申請に対する却下処分につき,予防接種のたびに化膿していたことや結膜炎により眼球摘出を余儀なくされたといった申請人の被曝後の健康状態は放射線被曝による好中球等の機能低下により生じたものと推認することができ,このような健康状態や被曝状況等を考慮すれば,申請人に複数の心筋梗塞の危険因子が存在していることを踏まえても,前記申請に係る申請人の心筋梗塞については,原爆放射線に被曝したことに起因するものと認めるのが相当であるから前記却下処分が違法であるとして,前記却下処分の取消請求を棄却した原判決を変更して,前記却下処分を取り消した事例
2法11条1項に基づく原爆症認定の申請(前記1)につき,原爆症認定要件の充足に関する判断を誤って却下したことなどが国家賠償法上違法であるとはいえないとされた事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/448/090448_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90448

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【知財(商標権):損害賠償等請求事件/東京地裁/令3・6・11/ 令2(ワ)14407】

事案の概要(by Bot):
本件は,別紙1商標権目録記載1及び2の各商標権(以下,併せて「原告各商標権」といい,原告各商標権に係る商標を併せて「原告各商標」という。)を有する原告が,被告らに対し,被告らが別紙2被告標章目録記載の標章(赤枠で囲んだ部分。以下「被告標章」という。)を付した太陽光発電モジュールを共同して販売しており,当該行為は原告各商標と類似する商標を使用したものとして原告各商標権の侵害に当たると主張して,商標権侵害の共同不法行為による損害賠償請求権に基づき,連帯して,商標法38条1項によって算定される損害金228万2687円及びこれに対する不法行為後の日である平成28年5月28日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/446/090446_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90446

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【知財(著作権):損害賠償請求事件/東京地裁/令3・6・11/令 1(ワ)30491】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙記載のタイトル(以下「本件タイトル」という。)の論文(以下「本件論文」という。)を作成したことが,原告及びC(以下「C」という。)が創作した共同著作物の著作権(複製権)を侵害し,本件論文をインターネット上において公開したことなどが上記共同著作物の著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して,不法行為に基づく損害賠償として,330万円(著作権侵害による損害額150万円,著作者人格権侵害による損害額150万円及び弁護士費用相当額30万円)及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である令和元年12月19日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/445/090445_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90445

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【知財(不正競争):損害賠償請求,不正競争行為等差止請 控訴事件/知財高裁/令3・6・24/令2(ネ)10066】控訴人:)リリーラ ッシュ1/被控訴人:被控訴人Y2被控訴

事案の概要(by Bot):
本件は,まつげエクステンション(化学繊維等から作製された人工毛を専用の接着剤でまつげにつける手法。以下「まつげエクステ」という。)の専門店を営む法人である控訴人が,その元従業員である被控訴人Y1に対しては,同人が控訴人の顧客に関する情報を取得したことについて,この行為は営業秘密の不正取得であるから不競法2条1項4号所定の不正競争行為に当たるとして,また,被控訴人Y2及び同Y3に対しては,同人らが共同経営するまつげエクステサロンにおいて,営業秘密が被控訴人Y1により不正取得されたことを知りながら,又は重過失によりそれを知らないで上記営業秘密を取得,使用等したことについて,不競法2条1項5号所定の不正競争行為に当たるとして,被控訴人ら対して不競法4条に基づく損害賠償金及びこれに対する遅延損害金の支払を求めるとともに,被控訴人Y2及び同Y3に対して不競法3条1項及び2項に基づき原判決別紙顧客情報目録記載の情報(控訴人主張顧客情報)の使用の差止め及び廃棄を求める事案である。原審は,控訴人の請求をいずれも棄却したため,控訴人は,これを不服として,本件控訴を提起した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/444/090444_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90444

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【★最判令3・6・29:報酬等請求本訴,不当利得返還請求 訴,民訴法260条2項の申立て事件/令2(受)205】結果:破棄差戻

判示事項(by裁判所):
無免許者が宅地建物取引業を営むために宅地建物取引業者からその名義を借り,当該名義を借りてされた取引による利益を両者で分配する旨の合意は,公序良俗に反し,無効である

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/443/090443_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=90443

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【知財(商標権):商標権侵害差止請求事件/東京地裁/令3・6 ・17/平31(ワ)11130】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,1被告富山県による被告標章1から8の使用及び被告JAライフ富山による被告標章1,2,4の使用は,原告の有する商標登録第5458965号の商標権(以下「本件商標権」という。)を侵害する等と主張して,商標権による差止請求権(商標法36条1項)に基づき,被告らに対し,その販売する精米につき被告標章1から4を使用すること,飲食料品の小売サービスの提供において被告標章5から8を使用することの差止めを求め,廃棄請求権(同条2項)に基づき,被告JAライフ富山に対し,被告標章1,2,4を付した精米の包装の廃棄を,被告らに対し,被告標章1,2,4から8を付したパンフレット,ちらし等の広告物の廃棄を,被告富山県に対し,本件ウェブサイトからの被告標章1から8の表示の削除,その占有する被告標章4,8の画像データの廃棄を求めるとともに,2被告らは一体となって被告標章1から8を使用するものであり,これによって原告は損害を被った等と主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,被告らに対し,連帯して5850万円及びこれに対する不法行為より後の日である令和元年5月17日(訴状送達の日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/442/090442_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90442

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【知財(特許権):損害賠償等請求/大阪地裁/令3・5・13/令1( )5059】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告の有する特許権に係る特許発明に関し,原告が被告在職中にその発明者の1人として発明したものであるにもかかわらず,被告が当該発明に係る特許を受ける権利の承継を原告から受けないまま,原告を発明者として記載せずに出願(以下「本件出願」という。)したため,職務発明について被告に特許を受ける権利を取得させたことにより原告が受けるべき利益に相当する額の損害及び発明者名誉権侵害による精神的損害を被ったとして,被告に対し,不法行為に基づき,1000万円の損害賠償(一部請求)及びこれに対する不法行為の日(本件出願の日)である平成24年3月9日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/441/090441_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90441

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【知財(著作権):発信者情報開示請求事件/東京地裁/令3・5 ・28/令3(ワ)7374】

事案の概要(by Bot):
本件は,イラストレーターである原告が,コンテンツプロバイダである被告に対し,被告の管理するウェブサイトに掲載された別紙宣伝画像目録記載の宣伝画像(以下「本件画像」という。)が,別紙著作物目録記載のイラスト(以下「本件著作物」という。)に係る原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害するものであり,発信者の情報の開示を受ける必要があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/440/090440_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90440

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