Archive by category 最新判例(審決取消以外)

【下級裁判所事件:遺族補償年金等不支給処分取消請求事 件/名古屋地裁/令2・12・16/平29(行ウ)119】

事案の概要(by Bot):
本件は,ヤマト運輸株式会社(以下「本件会社」という。)でセンター長として勤務していたA(以下「本件労働者」という。)の妻である原告が,本件労働者が平成28年▲月▲日に自殺した(以下「本件自殺」という。)のは本件会社における業務に関連して生じた心理的負荷により発病した精神障害の影響によるものであると主張して,名古屋北労働基準監督署長(以下「処分行政庁」という。)に対し,労働者災害補償保険法(以下「労災保険法」という。)に基づき遺族補償年金及び葬祭料の支給を請求したところ,処分行政庁が平成28年11月30日付けで,いずれも支給しない旨の処分(以下「本件各処分」という。)をしたことから,被告に対し,その取消しを求めた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/084/090084_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90084

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【知財(不正競争):不正競争行為差止等請求事件/東京地裁 /令2・11・11/平30(ワ)29036】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,被告は,訴訟承継前の原告及び原告の商品等表示として需要者の間に広く認識されている毛穴ケア用の化粧水の外箱及び容器と類似するデザイン,形状等の外箱及び容器を使用し,同種の商品を譲渡等することにより,原告商品と混同を生じさせたところ,被告の同行為は不正競争防止法2条1項1号所定の不正競争行為に該当すると主張して,不競法3条1項及び2項に基づき,商品等表示の使用,同商品等表示を使用した商品の譲渡及び譲渡のための展示の差止め並びに同商品の廃棄を求めるとともに,不競法4条に基づき,損害賠償金710万3946円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成30年9月14日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前)所定の年5分の割合による金員の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/083/090083_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90083

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【知財(特許権):特許権侵害差止請求事件/東京地裁/令2・1 2・18/平29(ワ)18010】

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする特許権及び発明の名称を「通信回線を用いた情報供給システム」とする特許権の特許権者である原告が,被告の提供する情報供給システムは本件特許1の請求項1及び2並びに本件特許2の請求項1の発明の技術的範囲に属するものであると主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告システムの構築等の差止め及び被告システムに用いる機器並びにデータの廃棄等を求めるとともに,民法709条に基づき,損害賠償金及び遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/082/090082_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90082

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【知財(著作権):業務委託料請求事件/東京地裁/令3・1・28/ 平30(ワ)38078等】本訴原告:)浪漫堂(以下「原/本訴被告:)ウ ルネスフロン

事案の概要(by Bot):
本訴は,原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。
ア コインランドリーの店舗のデザイン制作等についての業務委託契約に基づく業務委託料201万9600円及び遅延損害金の支払 イ フィットネスジムの店舗の施設仕様,タオル,チラシ,ユニフォームの制作等についての業務委託契約に基づく業務委託料894万1649円及び遅延損害金の支払 ウ ヘッドスパの店舗の内装設計についての業務委託契約に基づく業務委託料154万4400円及び遅延損害金の支払
エ ヘッドスパの店舗の外観に用いる原告が著作権を有するイラスト(別紙著作物目録1記載の各イラスト。以下「本件店舗外観用イラスト」という。)について,複製権又は翻案権の侵害を理由とする著作権法112条1項,2項に基づく侵害行為の停止,侵害行為によって制作した物の除去及び将来の侵害行為の防止等 オ 上記エの著作権侵害を理由とする不法行為に基づく損害賠償金62万4000円及び遅延損害金の支払
カ 原告が著作権を有するイラスト(別紙著作物目録2記載の各著作物)について,翻案権の侵害を理由とする著作権法112条1項,2項に基づく侵害行為の停止,侵害行為によって制作した物の除去及び将来の侵害行為の防止等 反訴
反訴は,被告が,原告に対し,以下の各請求をする事案である。
(主位的請求)
ア 事業イメージを統一するためのキークリエイティブと呼ばれる一連のデザイン群等の制作及び納品に係る合意に基づく成果物の引渡し,それを被告の広告媒体に自由に利用できることの確認及びイラスト(別紙被告物件目録2記載のイラスト)を被告の広告媒体に自由に利用できることの確認
イ 上記アの成果物の引渡しを正当な理由なく拒んだことを理由とする債務不履行(履行遅滞)に基づく損害賠償金200万円の支払ウA(以下「A」という。)に対してマージン名目で金銭(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/081/090081_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90081

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【知財(不正競争):不正競争行為差止等請求事件/東京地裁 /令3・2・9/平30(ワ)3789】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,1被告は,被告商品の品質について誤認させるような表示をして(不正競争防止法2条1項20号),原告の営業上の利益を侵害した等と主張して,侵害行為停止・予防請求権(同法3条1項)に基づき,被告商品の広告,取引に用いる書類及び通信等に本件表示をする行為の差止めを求めるとともに,侵害行為組成物廃棄等請求権(同条2項)に基づき,被告商品の広告,取引に用いる書類及び通信等における本件表示の抹消,並びに,被告が既に配布した本件各文書のうち本件表示部分の回収を求め,2また,被告は,競争関係にある原告の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知するなどして(同法2条1項21号),原告の営業上の利益を侵害した等と主張して,侵害行為停止・予防請求権(同法3条1項)に基づき,本件虚偽事実の告知し又は流布する行為の差止めを求めるとともに,侵害行為組成物廃棄等請求権(同条2項)に基づき,被告が既に配布した本件各文書のうち本件虚偽事実部分の回収を求め,3被告による上記の品質誤認表示行為及び信用棄損行為について,不法行為による損害賠償請求権(同法4条,民法709条)に基づき,11億1844万3444円及びこれに対する平成30年3月23日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/080/090080_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90080

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【知財(特許権):損害賠償請求事件/東京地裁/令3・1・28/平 30(ワ)19441】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告による別紙被告製品目録記載1から3の各製品(以下,番号に応じて「被告製品1」等といい,併せて「各被告製品」という。)の製造,販売,販売の申出は,原告の有する特許第2908792号の特許権(以下「本件特許権」という。)を侵害し,原告は損害を被ったと主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,9637万3591円及びこれに対する不法行為より後の日である平成30年7月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/079/090079_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90079

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【知財(商標権):商標権移転登録手続請求事件/東京地裁/ 3・1・26/令1(ワ)24336】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,原告は被告から別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」という。)を買ったと主張して,売買契約に基づき,本件商標権の移転の登録手続を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/078/090078_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90078

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【知財(意匠権):意匠権侵害差止損害賠償請求事件/東京地 裁/令2・11・30/平30(ワ)26166】

事案の概要(by Bot):
本件は,意匠に係る物品を「組立家屋」とする意匠登録第1571668号の意匠権(以下「本件意匠権」という。)を有する原告が,被告に対し,被告による別紙被告製品目録1記載の建物(以下「被告製品1」という。)の製造,販売,販売の申出及び販売のための展示(以下,これらの行為を併せて「製造,販売等」という。)が本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法37条1項及び2項に基づき,被告製品1の製造,販売等の差止め及び除去を求めるとともに,原告が販売する別紙原告製品目録記載1ないし3の建物(以下,それぞれ「原告製品1」などといい,これらを併せて「原告製品」という。)の備える形態が原告の商品等表示として需要者の間に広く認識されているとした上で,被告が別紙被告製品目録2記載の建物(以下「被告製品2」という。)を製造,販売等する行為は,原告の上記商品等表示と同一又は類似する商品等表示を使用するものであり,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正競争に該当すると主張して,不競法3条1項及び2項に基づき,被告製品2の製造,販売等の差止め及び除去を求め,さらに,意匠権侵害の不法行為による損害賠償請求権又は不競法4条による損害賠償請求権に基づき,意匠法39条2項又は不競法5条2項によって算定される利益相当損害金929万9791円及び弁護士費用92万9979円の合計1022万9770円並びにこれに対する訴状送達の日の翌日である平成30年9月10日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/077/090077_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90077

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【知財(特許権):特許取消決定取消請求事件(行政訴訟)/知 高裁/令3・2・25/令2(行ケ)10042】

事案の概要(by Bot):
本件は,特許異議申立事件において,訂正を一部認めずに特許の一部取消しをした異議の決定のうち当該取消しに係る部分の取消訴訟である。争点は,訂正の可否である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/073/090073_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90073

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【下級裁判所事件:発信者情報開示請求事件/東京地裁/令3 ・1・26/令2(ワ)24110】

事案の概要(by Bot):本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロバイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/072/090072_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90072

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【知財(著作権):発信者情報開示請求事件/東京地裁/令3・1 ・26/令2(ワ)20083】

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,原告の著作物の複製物が被告の提供するプロバイダを経由して送信されたことによって,原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたところ,損害賠償請求権の行使のために必要であると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき,上記の権利侵害に係る発信者情報である別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各情報」という。)の開示を求める事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/070/090070_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90070

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【知財(特許権):特許権侵害差止等請求控訴事件/知財高裁 /令3・3・4/令2(ネ)10045】控訴人:ッドマーク(株)同/被控訴人: ルド・ファミリー(

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称を「ドットパターン」とする特許(本件特許1),「音声情報再生装置」とする特許(本件特許2),発明の名称を「ドットパターン」とする特許(本件特許3),発明の名称を「ドットパターンが形成された媒体,ドットパターンを用いた情報入力方法,ドットパターンを用いた情報入出力方法,ドットパターンを用いた情報入力装置,ドットパターンを用いた情報処理装置」とする特許(本件特許4)の特許権者である控訴人が,被控訴人による原判決別紙被告製品目録記載の各製品(被告各製品)の製造,譲渡等が控訴人の本件各特許に係る特許権を侵害する旨主張して,被控訴人に対し,同特許権に基づき,被告各製品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄(半製品の廃棄を含む。)を求めるとともに,同特許権侵害(ただし,控訴人に対して同特許権が移転される前は同特許権について控訴人に許諾された独占的通常実施権の侵害又は控訴人に対して設定された専用実施権の侵害)の不法行為に基づく損害賠償として1億円(18億3333万3332円の一部請求)及びこれに対する不法行為後の日である平成30年3月30日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。原審は,本件特許1の請求項1に記載された発明(本件発明1)及び本件特許2の請求項1に記載された発明(本件発明2)に係る特許請求の範囲等の補正はいずれも特許法17条の2第3項に違反し,本件特許3の請求項1に記載された発明(本件発明3)並びに本件特許4の請求項1に記載された発明(本件発明4)及び同請求項20に記載された発明(本件発明5)の特許請求の範囲の記載はいずれも同法36条6項1号に違反し,特許無効審判により無効にされるべきものであり(同法123条1項1号,4号),控(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/069/090069_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=90069

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【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/札幌地裁/令3・2・4/ 平30(ワ)1235】

要旨(by裁判所):
優生保護法3条1項に基づく優生手術及び同法14条1項1号に基づく人工妊娠中絶手術を受けたとする原告1及びその夫の相続人が,被告に対し,国家賠償法1条1項に基づき,合計2200万円と遅延損害金の支払を求めた事案につき,原告1に対し,優生保護法3条1項に基づく優生手術が実施されたと認めるには足りず,また,原告1が人工妊娠中絶手術を受けたことは認められるものの,これが精神薄弱であることを理由としたものであったと認めるには足りないとされた事例。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/068/090068_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90068

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【下級裁判所事件:怠る事実の違法確認等請求事件(住民 訴訟)/大阪地裁2民/令3・1・20/平30(行ウ)182】

要旨(by裁判所):
内部構造の不良が主たる原因で地震により倒壊した市立小学校のブロック塀(高さ約1.9メートルの擁壁の上にブロック8段積み(高さ約1.6メートル)で設置されたもの)について,従前に建築基準法所定の定期の点検を受託していた業者ら及び校長の依頼により当該ブロック塀の点検をした職員らその他の者に対し,市長が損害賠償請求を怠ることが違法であることの確認を求める住民訴訟において,上記業者ら及び職員らが,目視観察や打診等による劣化及び損傷状況の点検をすべき義務を超えて,建築基準法令に適合しているか否かなどの耐震対策状況の点検をすべき義務を負っていたとはいえないなどとされた事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/066/090066_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90066

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【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/大阪地裁18民/令3・2 ・16/平29(ワ)8834】

要旨(by裁判所):
被告の設置運営する高校に在籍していた原告が,被告に対し,高校教員らから頭髪指導として頭髪を黒く染めるよう強要され,生徒名簿から氏名を削除されるなどして精神的苦痛を被ったとしてした国家賠償請求等につき,染髪を禁じる校則及びこれに基づく頭髪指導は高校教員らの裁量の範囲内で適法であるとする一方,生徒名簿からの氏名の削除等は教育環境を整える目的でされたものではなく,手段の選択も著しく相当性を欠くなどとして,原告の国家賠償請求を一部認めた事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/065/090065_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90065

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【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/大阪地裁3民/令2・11 ・30/平30(ワ)8619】

要旨(by裁判所):
1原告1及び原告2に対して旧優生保護法に基づく優生手術が実施された。
2旧優生保護法4条ないし13条は,子を産み育てるか否かの意思決定をする自由及び意思に反して身体への侵襲を受けない自由を侵害し,合理的な根拠のない差別的な取扱いをするものであり,明らかに憲法13条,14条に違反して違憲である。したがって,国会議員による上記各規定の立法行為は国家賠償法上違法である。
3原告らは,優生手術の実施から20年が経過した後に提訴しており,損害賠償請求権は,除斥期間の経過によって消滅した。本件の事実関係の下において,除斥期間の規定の適用を制限するのは相当ではない。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/064/090064_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90064

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【下級裁判所事件:保護責任者遺棄致死/高松地裁刑事部/ 3・2・19/令2(わ)331】

罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,A(当時6歳)及びB(当時3歳)の実母として両名を保護する責任のあったものであるが,両名を自動車内に置き去りにした上で引き続き放置したままバーで飲酒しようなどと考え,令和2年9月2日午後9時13分頃,高松市a町b丁目c番地d所在の駐車場において,同所に駐車した自動車内に両名を置き去りにして遺棄するとともに,引き続き,同月3日午後0時22分頃までの間,両名を前記自動車内に放置して生存に必要な保護をせず,よって,その頃,両名をいずれも熱中症により死亡させた。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/063/090063_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=90063

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【★最判令3・3・2:不当利得返還請求事件/令2(受)763】結 :破棄自判

判示事項(by裁判所):
補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律22条に基づくものとしてされた財産の処分の承認が同法7条3項による条件に基づいてされたものとして適法であるとされた事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/061/090061_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=90061

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