Archive by category 最新判例(審決取消以外)

【下級裁判所事件/名古屋高裁/平29・11・30/平28(行コ)46】

事案の概要(by Bot):
1A(平成25年8月21日死亡。以下「亡A」という。)の相続人である控訴人は,厚生労働大臣に対し,亡Aに係る昭和60年法律第34号による改正前の国民年金法(以下「旧国民年金法」という。)に規定する通算老齢年金(以下「通老年金」といい,旧国民年金法上の通算老齢年金を「国民通老年金」という。)の裁定の請求をしたところ,厚生労働大臣から,平成26年1月9日付けで,受給権発生年月を昭和63年8月とする国民通老年金の裁定を受け,平成20年7月分以前の国民通老年金は時効消滅により支給しないこととされた。そこで,控訴人は,当該不支給を不服として,社会保険審査官に対する審査請求をしたところ,これを棄却する旨の決定を受け,更に社会保険審査会に対する再審査請求をしたが,これも棄却する旨の裁決を受けた。本件は,控訴人が,厚生労働大臣から同月分以前の国民通老年金を支給しない旨の処分を受けた旨主張して(以下,控訴人の主張する上記処分を「本件処分」という。),本件処分の取消しを求めるとともに,昭和63年9月分から平成20年7月分までの国民通老年金は時効消滅していないなどと主張して,国民通老年金の支給請求権に基づき,上記期間分の本件国民通老年金の合計額である537万5275円及びこれに対する昭和63年9月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。原審は,の請求については,「行政庁の処分」(行政事件訴訟法3条2項)の取消しを求めるものではないから不適法であるとして却下し,の請求については,消滅時効を理由に棄却した。そこで,これを不服とする控訴人が控訴し,原判決を取り消しての請求について認容することを求めるとともに(の請求は不服の範囲外である。),当審において,の請求原因として,予備的に国家賠償法1条1項に基づく損害賠償(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/660/087660_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87660

Read More

【下級裁判所事件:傷害被告事件/広島高裁岡山支部/平30 3・14/平29(う)104】結果:破棄自判

要旨(by裁判所):
被告人が,ホテルの客室において,被告人の承諾を得ずに同客室内に立ち入った被害者に対し,灰皿で殴打するなどの暴行を加え,傷害を負わせた事案について,盗犯等の防止及び処分に関する法律(以下「盗犯法」という)1条1項3号の場合に当たらず,かつ,被告人に急迫不正の侵害があるとの誤信はなかったとの原判決の認定はいずれも不合理であって,被告人に盗犯法1条2項の誤想防衛が成立することは否定できないとして,事実誤認を理由に原判決を破棄し,無罪を言い渡した事案

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/659/087659_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87659

Read More

【下級裁判所事件:廃棄物の処理及び清掃に関する法律違 反被告事件/広島高裁/平30・3・22/平29(う)147】結果:棄却

要旨(by裁判所):
湾岸及び公有水面占用許可を取得した海域で造船所を経営していた被告人が,廃業して造船所施設を解体撤去した後,従前より許可区域外の海域で施設の土台等として利用・管理していたコンクリート塊合計約71tを放置した行為が,不作為形態による管理の放棄として不法投棄罪に該当するとされた事例

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/658/087658_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87658

Read More

【下級裁判所事件/福岡高裁宮崎支部/平29・3・12/平29(く)20 結果:棄却

裁判所の判断(by Bot):

1はじめに
当裁判所は,?・?新鑑定については明白性が認められない,?鑑定について新規性を肯定した原決定には誤りがない,?鑑定について明白性を肯定した原決定は,その証明力を不当に低く判断している点において一部賛同できず,かつ,確定審の有罪判決を支える証拠関係を的確に把握していないことに起因して新旧証拠の総合評価について俄かに賛同し難い説示がみられるものの,?鑑定がその立証命題に関連して確定審の有罪判決を支える証拠関係に及ぼす影響を踏まえると,?鑑定は,確定審で取り調べられた旧証拠等一切の証拠(原審第2回進行協議期日における鴨志田祐美弁護人の口頭での釈明(主任弁護人作成の平成27年11月10日付け上申書を引用したもの)によって本件についても援用された,?の第1次再審及び第2次再審並びに請求人の第1次再審(いずれも即時抗告審を含む。以下,特に断らない限り,「第1次再審」とは即時抗告審を含む?の第1次再審の,「第2次再審」とはいずれも即時抗告審を含む?の第2次再審及び請求人の第1次再審の総称である。)において提出された証拠も含む。以下同じ。)と総合評価することにより確定審の有罪判決における事実認定につき合理的疑いを抱かせる証拠に当たるといえるから,その明白性を肯定した原決定は結論において誤りがない,以上の次第で,検察官の所論は一部採用できるものの,結局論旨は理由がないことに帰するから,本件即時抗告は棄却すべきであると判断した。以下,その理由を説明する。
2?・?新鑑定の明白性判断について所論は,原決定の明白性判断は,?・?新鑑定の証明力について何ら具体的根拠を示さずにこれを認めている点,?・?新鑑定の機能に関して過大評価をしている点,?・?新鑑定の内容に関して過大評価をしている点,仮に鑑定内容に一定程度の信用性が認められたとしても確定審(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/655/087655_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87655

Read More

【下級裁判所事件/福岡高裁宮崎支部/平29・3・12/平29(く)19 結果:棄却

裁判所の判断(by Bot):

1はじめに
当裁判所は,?・?新鑑定については明白性が認められない,?鑑定について新規性を肯定した原決定には誤りがない,?鑑定について明白性を肯定した原決定は,その証明力を不当に低く判断している点において一部賛同できず,かつ,確定審の有罪判決を支える証拠関係を的確に把握していないことに起因して新旧証拠の総合評価について俄かに賛同し難い説示がみられるものの,?鑑定がその立証命題に関連して確定審の有罪判決を支える証拠関係に及ぼす影響を踏まえると,?鑑定は,確定審で取り調べられた旧証拠等一切の証拠(第1次再審及び第2次再審において新証拠として提出された証拠も含む。)と総合評価することにより確定審の有罪判決における事実認定につき合理的疑いを抱かせる証拠に当たるといえるから,その明白性を肯定した原決定は結論において誤りがない,以上の次第で,検察官の所論は一部採用できるものの,結局論旨は理由がないことに帰するから,本件即時抗告は棄却すべきであると判断した。以下,その理由を説明する。
2?・?新鑑定の明白性判断について所論は,原決定の明白性判断は,?・?新鑑定の証明力について何ら具体的根拠を示さずにこれを認めている点,?・?新鑑定の機能に関して過大評価をしている点,?・?新鑑定の内容に関して過大評価をしている点,仮に鑑定内容に一定程度の信用性が認められたとしても確定審の判断に影響を及ぼすものとはいえない点においていずれも不合理であり,?・?新鑑定は?供述の信用性判断を肯定した確定審の事実認定に合理的な疑いを容れるものではなく,明白性の要件を欠いている,という。そこで検討すると,原決定は,「?・?新鑑定の内容」について,その鑑定手法,分析結果を要約した上で,「?の本件各目撃供述には,体験記憶に基づかない情報が含まれている可能性が高く,その信用性評価(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/654/087654_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87654

Read More

【知財(不正競争):不正競争行為差止請求控訴事件/知財高 裁/平30・3・29/平29(ネ)10083】控訴人:(株)カインズ/被控訴人: (株)良品計画

事案の概要(by Bot):
本件は,原判決別紙原告商品目録記載の組立て式の棚である各ユニットシェルフ(以下,総称して「被控訴人商品」という。)を販売する被控訴人が,控訴人に対し,同目録記載の被控訴人商品の形態(以下「被控訴人商品形態」という。)が周知の商品等表示であり,控訴人が被控訴人商品形態と同一又は類似の原判決別紙被告商品目録記載の形態の各ユニットシェルフ(以下,総称して「控訴人商品」といい,控訴人商品の形態を「控訴人商品形態」という。)を販売する行為が,不正競争防止法2条1項1号の不正競争に該当すると主張して,同法3条1項及び2項に基づき,控訴人商品の譲渡等の差止め及び廃棄を求める事案である。原審は,被控訴人商品形態が周知の商品等表示に該当し,控訴人商品は,被控訴人商品と混同を生じさせるといえるから,控訴人商品の製造等は不正競争防止法2条1項1号の不正競争に当たり,これにより被控訴人の営業上の利益が侵害されるおそれがあるとして,被控訴人の請求をいずれも認容した。控訴人は,これを不服として控訴した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/652/087652_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87652

Read More

【知財(商標権):損害賠償請求控訴事件,同附帯控訴事件/ 知財高裁/平30・3・29/平29(ネ)10082等】控訴人兼附帯被控訴人:X 被控訴人兼附帯控訴人:マイクロソフトコーポレーション

事案の概要(by Bot):
1控訴人兼附帯被控訴人(以下「1審被告」という。)は,少なくとも平成23年11月中旬から平成26年5月23日まで,自己が運営責任者である「プロダクトキー販売A」と称するウェブサイト(以下「1審被告ウェブサイト」という。)において,取扱商品として「マイクロソフトのプロダクトキーを扱っております。」,新着情報として「マイクロソフトのWindowsやOffice等のプロダクトキーを販売しています。ダウンロード版と考えてもらえれば分かりやすいと思います。」と表記するなどして,「マイクロソフト」という標章(以下「1審被告標章」という。)を使用し,原判決別紙被告掲載商品一覧表及び別紙原告製品一覧表各記載のOS又はアプリケーションプログラムのソフトウェア製品(以下,併せて「1審原告製品」という。)のプロダクトキー(プログラムをコンピュータにインストールするに際し,入力が求められるシリアルデータであって,ユーザーが被控訴人兼附帯控訴人からライセンスの認証を受けるために必要なものをいう。以下,1審被告が販売したプロダクトキーを総称して「1審被告商品」という。)を,原判決別紙被告掲載商品一覧表記載の販売価格で販売するとの内容を掲載する行為をし,その後,購入者に対して1審被告商品を提供した。本件は,原判決別紙商標権目録記載の商標権(以下「1審原告商標権」といい,その登録商標を「1審原告商標」という。)を有する被控訴人兼附帯控訴人(以下「1審原告」という。)が,1審被告に対し,1審被告の上記行為が1審原告商標権を侵害すると主張して,商標法38条1項又は民法709条に基づき,逸失利益2億7130万2033円及び弁護士費用731万円の一部請求として,2700万円及びこれに対する不法行為日以後の日である平成26年5月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/651/087651_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87651

Read More

【知財(特許権):債務不存在確認請求事件/東京地裁/平30・ 3・27/平29(ワ)36543】原告:水谷産業(株)/被告:(有)サンエイモ ルド

裁判所の判断(by Bot):

1本件は,原告が被告に対し,原告は被告との間で本件各特許のライセンス契約を締結したことはないにもかかわらず,被告から本件各特許に係るライセンス料の支払を請求されたとして,本件各特許のライセンス契約に基づくライセンス料支払債務を負わないことの確認を求める事案である。
2被告は,原告が被告との間で本件各特許のライセンス契約を締結した事実を主張立証しない。むしろ,本件における被告の主張は,原告が被告とライセンス契約を締結せずに本件各特許に係る特許技術を使用していることを問題とするものであって,原告と被告との間で本件各特許のライセンス契約が締結されていないことを前提としているものといえる。以上によれば,原告と被告との間で本件各特許のライセンス契約が締結されたとは認められず,被告が原告に対して本件各特許のライセンス契約に基づくライセンス料支払請求権を有するとは認められない。 3以上によれば,原告の請求は理由があるから,これを認容することとして,主文のとおり判決する。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/645/087645_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87645

Read More

【下級裁判所事件:昏睡強盗,住居侵入,窃盗/東京高裁12 刑/平29・12・14/平29(う)1072】結果:棄却

結論(by Bot):
よって,所論はいずれも理由がないから,刑訴法396条により本件控訴を棄却し,刑法21条を適用して当審における未決勾留日数中170日を原判決の刑に算入し,当審における訴訟費用は刑訴法181条1項ただし書を適用して被告人に負担させないこととし,主文のとおり判決する。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/644/087644_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87644

Read More

【下級裁判所事件:危険運転致死傷(予備的訴因過失運転 致死傷)/東京高裁6刑/平30・2・22/平29(う)1372】結果:棄却

結論(by Bot):
よって,刑訴法396条により本件控訴を棄却することとして,主文のとおり判決する。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/643/087643_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87643

Read More

【下級裁判所事件:窃盗被告事件/函館地裁刑事部/平30・3 27/平29(わ)159】

犯罪事実(by Bot):
被告人は,漁船の船長であるところ,同船の乗組員らと共謀の上
第1 平成29年11月10日頃から同月28日頃までの間,別表1記載のとおり,北海道松前郡a町字bc番地所在の共同宿舎ほか4か所において,A所有又は管理に係る発電機等30点(時価合計約77万1300円相当)を窃取した。
第2 その頃,別表2記載のとおり,同郡a町字bd番地所在のB灯台総合管制舎又はその敷地内において,C管理に係る太陽電池モジュール等9点(時価合計約486万8900円相当)を窃取した。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/641/087641_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87641

Read More

【下級裁判所事件:恐喝被告事件/福岡地裁小倉支部/平30 3・22/平30(わ)35】

罪となるべき事実(by Bot):被告人Aは,建築資材及び建設機械の販売等を業とする株式会社Cの代表取締役,被告人Bは,建築,土木の管理,施工等を業とするD株式会社の代表取締役である。Dは,株式会社Eほか1社が発注した太陽光発電所建設工事(以下「本件工事」という。)において二次下請けとしてその施工に関わり,本件工事で使用する生コンクリートをCから購入してEに販売していたものであるが,Cに対して生コンクリート代金を支払う資力を欠くに至った。被告人両名は,生コンクリート代金名目で,E代表取締役であるFから現金を脅し取ろうと企て,共謀の上,平成28年6月1日午前9時21分頃,被告人Aが,C従業員を介し,福岡県中間市内の同社事務所において,合計669万9308円の生コンクリート代金の請求書を添付した「お世話になっております。D様より請求書をメールで送って下さいと依頼がありましたので,送信させて頂きます。宜しくお願い致します。」旨の電子メールをE宛てに送信し,その頃,これを広島市中区内の当時のE本社にいたF(当時49歳)に閲読させ,同人に対し,CがDに販売した生コンクリート代金669万9308円の支払を要求した上,同月2日午後4時21分頃,福岡県内又はその周辺において,被告人Aが,前記要求に難色を示したFに対し,電話で,「Cに9日もしくは10日の朝一に振り込んでもらわないと困るんですよ。いずれにしても,トラブルが発生しているので,広島の会を通じて話をすることになりますよ。広島の方にも仁義をきっとかないといかんからね。」などと言い,前記要求に応じなければ,広島県内に本拠を置く指定暴力団Gを利用してFやE従業員等の生命,身体,同社の営業等に危害を加えかねない気勢を示して脅迫し,その旨Fを畏怖させ,また,同月3日午後1時20分頃,被告人Aが,C従業員を介し,前記同社事務所において,95(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/639/087639_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87639

Read More

【下級裁判所事件:金融商品取引法違反,詐欺被告事件/ 葉地裁刑2/平30・3・23/平29(わ)354】

罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,私募債である診療報酬債権等流動化債券の発行を業とする特定目的会社であるD社,株式会社E及びF社を実質的に運営・管理する株式会社Cの代表取締役として同社の業務を統括していたものであるが,株式会社Cが実質的に運営・管理するD社等の特定目的会社の発行する前記債券の販売及び他の証券会社が同債券の販売を行うに当たっての助言・指導等を主たる業務とするG証券株式会社の代表取締役として同社の業務を統括していた分離前相被告人A及びG証券の取締役として同人の業務を補佐していたBと共謀の上,D社が「H」と称する診療報酬債権等流動化債券を,株式会社Eが「I」と称する診療報酬債権等流動化債券を,F社が「J」と称する診療報酬債権等流動化債券を,それぞれ販売するに当たり,実際には,前記各債券の裏付資産である診療報酬債権等買取残高が前記各債券の発行済残高に比して過少で,かつ,投資家から得る販売代金の大半を既発行債券の元本償還及び利払いに充てざるを得ず,診療報酬債権等の買取りに充てることができない状態であったのに,その情を秘し,前記各債券の売買代金名目で現金をだまし取ろうと企て,第1(訴因変更後の平成29年3月7日付け公訴事実)別紙1(省略)記載のとおり,平成26年12月上旬頃から平成27年9月上旬頃までの間,19回にわたり,東京都品川区(以下省略)株式会社C事務所(当時)において,同社従業員らに,K証券株式会社ほか2社に対し,前記「H」と称する診療報酬債権等流動化債券の裏付資産である診療報酬債権等買取残高を実際よりも過大に計上した内容虚偽の運用実績報告書を郵送の方法で交付させるなどしてその旨虚偽の説明をさせた上,同年1月6日から同年10月頃までの間,28回にわたり,京都府(以下省略)L方ほか179か所において,情を知らないK証券ほか3社の従業員らに,前記Lほ(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/638/087638_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87638

Read More

【下級裁判所事件:詐欺被告事件/東京地裁刑6/平30・3・23/ 平29刑(わ)2310】

概要(by Bot):
本件は,被告人両名が,共謀の上,本件建設会社がF市から受注した本件業務委託に関し,同市の担当者に対し,内容虚偽の領収書等を証明書類として提出して,労働者宿泊費の支出実績を4160万1644円水増しして申告して,同市の担当者及び決裁権者らを欺罔し,水増し分を含む業務委託料の残額7621万7110円を同社東北支店名義の口座に振込入金させたという詐欺の事案である。本件被害額は多額であり,結果は重大である。もっとも,被告人両名は,自らの経済的利益のために本件犯行に及んだものではないことが認められる。すなわち,本件業務委託の業務委託料は,当初,平成25年8月1日付け除染業務委託契約書により39億4800万円と定められたが,被ばく線量のモニタリングの結果に応じて,一定の基準以上の線量が測定された場所でのみ除染業務を行うことを予定しており,これに伴い最終的な業務委託料の変更が予定されていた。そして,本件業務委託においては,モニタリングの結果,当初の想定より,除染面積等の数量が減少した半面,除染作業を要する土地が点在することに伴う費用増加や,(線量の高い地域と異なり)特別危険手当の支給がないことに伴う労働者確保の困難があったことから,業務委託料は全体としてかなり減額するのに,原価は割高となることが見込まれ,採算割れも懸念された。被告人両名は,そのような状況下で,F市との設計変更協議に関与し,本件建設会社の利益の目減りを防ぎ,一定の利益を確保するように努めていたものであって,そのような活動の一環として,本件犯行に及ん
だことが認められる。詐欺が財産犯であることに鑑み,利欲性の高さに着目すると,欺罔行為者自らが経済的利益を取得する詐欺の典型的な類型と比較すると,本件の利欲性が高いとはいえない。F市の請求に基づき本件建設会社による被害弁償がなされていることを考え併せると,公(以下略)

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/637/087637_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87637

Read More

【下級裁判所事件:殺人未遂,銃砲刀剣類所持等取締法違 反被告事件/東京地裁刑4/平30・3・13/平29合(わ)90】

罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,
第1 その婚約者がAと性的関係を持ったことを知って同人に対する憎しみを抱き,平成29年5月9日午前10時36分頃,東京都〔以下省略〕の病院において,同人(当時41歳)に対し,殺意をもって,その左側胸部を牛刀(刃体の長さ約20センチメートル,平成29年東地領第2209号符号1)で1回突き刺し,その右頸部等をペティナイフ(刃体の長さ約13センチメートル,同領号符号2及び3)で数回突き刺すなどしたが,同人に全治まで約3週間を要する左側胸部刺創等の傷害を負わせたにとどまり,死亡させるに至らなかった 第2 業務その他正当な理由による場合でないのに,前記日時場所において,前記牛刀1本及び前記ペティナイフ1本を携帯した
ものである。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/636/087636_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87636

Read More

【下級裁判所事件:損害賠償請求事件/京都地裁7民/平29・9 ・27/平28(ワ)697】結果:棄却

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告に対し,不法行為に基づき,損害賠償として,財産的損害407万6505円,慰謝料100万円及び弁護士費用50万円並びにこれらに対する不法行為後である平成28年4月15日(訴状送達の日である同月14日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。原告が主張する不法行為は,被告が,所属弁護士からの申出により,弁護士法23条の2第2項に基づく照会(以下,同項に基づく照会一般を「弁護士会照会」と,原告に関する照会を「本件照会」とそれぞれいう。)を行う権限を逸脱・濫用して照会をした結果,照会先の税理士法人の代表社員である税理士が税理士法に基づく守秘義務に違反して,被告に原告の確定申告書控え及び総勘定元帳の各写しを送付し(以下,併せて,同書類一般を「確定申告書等」と,上記のとおり送付された同書類を「本件確定申告書等」とそれぞれいう。),原告も関係する訴訟で本件確定申告書等の一部が証拠提出されたことにより,原告が支払を命じられる危機にさらされ財産的損害が発生し,また,不当に原告のプライバシー権が侵害され,弁護士及び弁護士会に対する信用・信頼も裏切られ,精神的苦痛を被ったとするものである。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/635/087635_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87635

Read More

【知財(著作権):損害賠償請求事件/東京地裁/平30・3・29/ 29(ワ)672等】本訴原告:兼反訴被告ペイレスイメージズ(株)/ 訴被告:兼反訴原告A

事案の概要(by Bot):
本件は,原告が,被告において原告の販売する写真素材を原告に無断でイラスト化して自らの作品に使用して販売した行為が,原告の当該写真素材に係る著作権(複製権,翻案権及び譲渡権)を侵害すると主張して,被告に対し,不法行為に基づき,損害賠償金62万3000円及びこれに対する不法行為後である平成28年10月1日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める(本訴)のに対し,被告が,本件本訴の提起を含む原告による過大な損害賠償請求等が不法行為に当たると主張して,原告に対し,不法行為に基づき,損害賠償金9万2200円及びこれに対する不法行為後である平成29年5月11日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(反訴)事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/634/087634_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87634

Read More

【知財(特許権):特許権侵害差止等請求事件,損害賠償請 事件/東京地裁/平30・3・1/平26(ワ)14635等】原告:A/被告:(株) ハナヤマ20

事案の概要(by Bot):
本件は,発明の名称をいずれも「ブルニアンリンク作成デバイスおよびキット」とする特許第5514962号及び特許第5575340号に係る各特許権を有する原告が,被告ハナヤマにおいて,別紙3被告製品目録記載の各製品(以下,同目録記載1の製品を「被告製品1」,同目録記載2の製品を「被告製品2」といい,これらを併せて「各被告製品」という。)を輸入し,販売し,販売のために展示し,又は販売の申出をした行為,被告エイチ・ディー・エスにおいて,各被告製品を輸入し又は販売した行為が,いずれも原告の上記各特許権を侵害していた旨主張して,不法行為に基づく損害賠償請求権に基づき,被告ハナヤマに対し,損害賠償金3億3443万3199円及び別紙2−1記載1〜10の各「内金額」欄の内金額に対する不法行為日又は不法行為後の日である同別紙記載1〜10の各「起算日」欄の年月日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による各遅延損害金の支払を,被告エイチ・ディー・エスに対し,損害賠償金1億5545万7627円及び別紙2−2記載1〜10の各「内金額」欄記載の内金額に対する不法行為日又は不法行為後の日である同別紙記載1〜10の各「起算日」欄の年月日から各支払済みまで年5分の割合による各遅延損害金の支払を,それぞれ求める事案である。なお,上記各特許権に基づく各損害賠償請求権の併合形態は,後記のとおり選択的併合である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/633/087633_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=87633

Read More

【下級裁判所事件:原子力発電所設置許可処分取消等請求 事件大間原子力発電所建設・運転差止等請求事件原子力発電所 建設・運転差止等請求事件/函館地裁民事部/平30・3・19/平22(行 )2】結果:棄却

要旨(by裁判所):
判示事項の要旨

被告電源開発が建設中の大間原子力発電所(本件原発)について,原告ら1164名が,本件原発において重大な事故が発生すれば生命,身体に重大な被害を及ぼす放射線被ばくを受ける高度の危険にさらされるなどとして,被告電源開発に対し,人格権に基づき,建設・運転の差止めを求めるとともに,被告国及び被告電源開発に対し,慰謝料の支払を求めた事案について,原子力規制委員会が安全審査に用いる具体的審査基準それ自体に不合理な点がある場合は差止めが認められるべきであるが,最新の科学技術水準を踏まえ,確立された国際基準からみて,改正原子炉等規制法の施行に伴い制定された新規制基準に不合理な点は認められず,また,原子力規制委員会の安全審査が未だなされておらず,本件原発の運転開始の目途も立っていない現時点においては,重大事故発生による放射性物質の放出等の具体的危険性を認めるのは困難であり,裁判所が規制委員会に先立って安全性に係る具体的審査基準への適合性について審査することは相当ではないから,審査基準に適合しないとの理由で建設・運転の差止めを認めることはできないとし,慰謝料請求についても,原告らの不安感は抽象的なものにとどまり,法益侵害は未だ生じていないと判断して,原告らの請求をいずれも棄却した事例。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/632/087632_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87632

Read More

【下級裁判所事件:玄海原発再稼働禁止仮処分申立事件/ 賀地裁/平30・3・20/平29(ヨ)2】結果:却下

事案の要旨(by Bot):
本件は,債権者らが,人格権による妨害予防請求権に基づき,債務者が設置している玄海原子力発電所3号機(以下「本件3号機」という。)及び4号機(以下「本件4号機」といい,本件3号機と併せて「本件各原子炉施設」という。)の運転の差止めを命ずる仮処分命令を申し立てた事案である。

(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/631/087631_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=87631

Read More