Archive by category 下級裁判所(一般)
要旨(by裁判所):
フィリピン人女性に対する退去強制令書発付処分等の取消請求について,同女が本邦に入国後,22年9か月余りの間,平穏に定住し,不法残留罪以外の違法行為を行っていた形跡はなく,日本人男性との間で真摯な婚姻意思を形成するなど日本社会に深く根付いて生活していたことからすると,同女の異議申出に理由がないとした入国管理局長の裁決は,その生活基盤を根底から奪うもので,不法残留期間の長さのみを消極的に考慮する余り,人道的配慮に著しく欠けており,基礎となる事実の評価が明白に合理性を欠くことにより,その判断が社会通念に照らし著しく妥当性を欠くことが明らかであるから,裁量権の範囲をこえた違法性があり,また,上記裁決を前提とした退去強制令書の発付処分も違法であるとして,これらを取り消した事案
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/802/085802_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85802
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要旨(by裁判所):
被告(国立大学法人)の代表者学長及び理事が原告に対して違法なパワーハラスメントを行ったとは認められないとして,原告の被告に対する国家賠償法に基づく損害賠償請求を棄却した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/790/085790_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85790
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罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,株式会社Aが商標権の設定登録をしている,「甲」と「乙」の文字を上下二段に表記したものを標章とし指定商品として電気通信機械器具が含まれる商標(商標登録番号第a号,以下「本件商標」という。)の使用に関して何ら権限がないのに,不正の利益を得る目的で,同社が販売する電気通信機械器具である通信カラオケ機器に,同機器の使用開始後一定の期間が経過した後に,同社と情報サービス契約を締結した者以外の者が影像及び音の視聴をすることを不可能とするために,同社が営業上搭載している時計機能を有する部品を正常に機能させないようにして,一定の期間が経過した後も前記契約を締結しないまま影像及び音を視聴することを可能にする改造を施した通信カラオケ機器を,本件商標に類似する商標を付したまま販売しようと考え,別紙記載のとおり,平成26年7月17日頃から同年10月28日頃までの間,同社が販売する電気通信機械器具である通信カラオケ機器内部(中略)部品を正常に機能させないようにすること等により,一定の期間が経過した後も前記契約を締結しないまま影像及び音を視聴することを可能にする改造が施され,本件商標に類似する商標を付した通信カラオケ機器を,同社と前記契約を締結しないBほか2名に対し,代金合計18万0600円で売却して譲渡し,もって,指定商品についての登録商標に類似する商標を使用して,当該商標権を侵害する行為とみなされる行為を行うとともに,他人が特定の者以外の者に影像及び音の視聴をさせないために営業上用いている技術的制限手段により制限されている影像及び音の視聴を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする装置を組み込んだ機器を当該特定の者以外の者に譲渡して,不正競争を行った。
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/789/085789_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85789
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要旨(by裁判所):
東日本大震災により生じた廃棄物の焼却・埋立処分により環境中に放射性セシウムが放出され,原告らの生命・身体に害悪が及び,又は害悪が及ぶ蓋然性が生じたことを理由とする損害賠償請求が棄却された事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/778/085778_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85778
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要旨(by裁判所):
被告人が実子である生後2か月の乳児の頭部に衝撃を与える何らかの暴行を加えて死亡させたとされた傷害致死事件について,医学的な観点や死亡前日からの経過からすると,被告人にのみ犯行可能性のある公訴事実記載の日時以前の時点で既に死因となる損傷に至る受傷をしていた可能性が否定できないとして,無罪が言い渡された事例(裁判員裁判実施事件)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/777/085777_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85777
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裁判所の判断(by Bot):
?前提事実
以下の各事実は,当事者間に概ね争いがなく,関係各証拠によって容易に認められる。
ア D及びG1家Dは,弱みを持つ複数の家族に因縁をつけ,一家離散に追い込み,それらの家族の中から気に入った者をG1家に取り込むなどの方法により,血のつながりのない者らによる共同体を形成していった。そのようにして形成されたG1家では,Dが絶対的な上位者であり,D以外の者は,外出の可否,就寝時間等生活全般にわたってDに細かく管理され,Dの意向に沿って行動していた。D以外の者は,Dの意向に沿わない行動をとった場合,DやDの指示を受けた者から暴行されるなどの虐待を受けることを知っており,Dに逆らえない状況にあった。
イ Iが亡くなるまでの経緯Iは,昭和57年頃からDらと同居しており,平成12年頃にeマンションを購入してからは同所に居住していた。Iは,昭和59年頃から平成17年2月頃まで尼崎市所在の会社に勤務しており,G1家の中で唯一定職についていたので,eマンションのローン名義人となった。Iは,平成13年12月11日にAと婚姻したが,恋愛感情等の夫婦の実態はなかった。Iは,平成14年8月31日頃にV保険会社との間で,同年11月15日頃にO保険株式会社との間で,自かつ偶然な外来の事故によって生じた損害に保険金を支払う,保険金を受け取るべき者の故意,被保険者の自殺の場合などを免責事由とする内容の普通傷害保険に加入した。死亡保険金額は,O保険株式会社との契約では4000万円,V保険会社との契約ではその他の偶然な事故(交通事故を除く。)の場合に1000万円であり,いずれも死亡保険金受取人は約款等により法定相続人とされていた。なお,いずれの契約も以 10後,1年毎に更新されていた。G1家の家計の管理はAが担当していた。Aが仕事を辞めた平成16年春以降のG1家の家計は,総額約5(以下略)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/751/085751_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85751
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犯罪事実(by Bot):
被告人は,
第1 不正の利益を得る目的で,法定の除外事由がないのに,平成26年4月18日から同月19日までの間に,2回にわたり,肩書住所地の自宅で,マイクロソフトコーポレーションがその製品であるソフトウェア「MicrosoftOfficeProfessionalPlus2013」について,ソフトウェアのライセンス取得者以外の者によるソフトウェアのプログラムの実行を制限するために用いているライセンス認証システムの効果を妨げることにより,ソフトウェアのプログラムの実行を可能とする機能を有するプログラムであるA及びBを,東京都千代田区a町b丁目c番d号eビル内に設置されたC株式会社が管理するサーバコンピュータの記憶装置に記憶・蔵置させた上,同年6月7日,前記各プログラムの蔵置先URL情報を記録した圧縮ファイルDの蔵置先URLを,インターネットオークションの落札者であるEに通知し,同人が前記各プログラムを取得し得る状態にして提供して,営業上用いられている技術的制限手段により制限されているプログラムの実行を当該技術的制限手段の効果を妨げることにより可能とする機能を有するプログラムを電気通信回線を通じて提供し,不正競争を行った。(平成27年2月27日付け公訴事実) 第2 他人になりすまして特定事業者との間における預貯金契約に係る役務の提供
2を受けることを目的として,平成26年7月6日から同月15日までの間に,岡山県倉敷市f町gh番地iで,姉であるFから,株式会社G銀行H支店に開設された同人(口座番号1145674)及びその2人の子(口座番号1145682,1145690)各名義の総合口座通帳3通及びキャッシュカード3枚を譲り受けた。(平成27年6月5日付け公訴事実) 第3 商標の使用に何ら権限がないのに,平成26年7月27日,同市jk番地l店で,インターネットに接続され(以下略)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/750/085750_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85750
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要旨(by裁判所):
原告が,被告の職員である警察官から拳銃の発砲を受けたことにつき,当該発砲行為は,警察官職務執行法等に違反する違法な職務執行であり,これにより原告に精神的損害が生じたと主張し,国家賠償法1条1項に基づく損害賠償請求を行ったところ,当該発砲行為は適法であるとして請求を棄却した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/741/085741_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85741
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要旨(by裁判所):
被害者(難病に罹患した当時3歳の女児)が保護を要する状態であったことを認識し,認容していたか等が争点となった保護責任者遺棄致死(予備的訴因重過失致死)被告事件において,養父である被告人にはそのような認識,認容があったとまでは認めがたいものの,僅かな注意を払えば,被告人がそのように認識できたと認められるとして,重過失致死罪の成立を認めた事例(裁判員裁判実施事件)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/711/085711_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85711
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要旨(by裁判所):
事務所部分と住居部分からなる区分所有建物の地方税法352条1項に基づく固定資産税額の算定について,事務所部分と住居部分に区分して異なる経年減点補正率を適用してそれぞれの価格を算定することは同法の趣旨に反し,建物全体について単一の経年減点補正率を適用して一棟の建物全体を評価した上,これを共有持分の持分割合等の補正割合に応じてあん分すべきであるとして,これにより算定された登録価格を超える部分につき裁決行政庁がした固定資産課税台帳の登録価格に関する決定を取り消すとともに,過大に納付された固定資産税等相当額についての国家賠償法1条1項に基づく損害賠償請求を認容した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/695/085695_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85695
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要旨(by裁判所):
卒業式における国歌斉唱の際に起立斉唱すること等を命じた大阪府立支援学校校長の職務命令に従わなかったことを理由とする同学校の教員である原告に対する1か月の減給処分について,大阪府国旗国歌条例,それに基づく通達及び同職務命令のいずれもが憲法19条,20条等に違反するものではなく,同減給処分は懲戒権者の裁量の範囲を逸脱濫用するものともいえないとして,原告の処分取消等の請求がいずれも棄却された事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/688/085688_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85688
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罪となるべき事実(by Bot):
被告人は,分離前の相被告人Yと共謀の上,平成25年7月19日,相模原市〔以下省略〕の墓地内の空き地において,同所に掘った穴にAの死体を入れて埋め,もって死体を遺棄した。
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/687/085687_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85687
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要旨(by裁判所):
死刑確定者が再審請求のため弁護人と拘置所内で面会する際,拘置所長が職員の立会いのない面会を認めなかったことには,裁量の範囲を逸脱した違法があるとして,死刑確定者及びその弁護人の国家賠償請求を一部認容した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/670/085670_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85670
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要旨(by裁判所):
県議会の会派らが,県から交付を受けた政務調査費の一部を違法に支出し,これを不当利得として返還すべきであるにもかかわらず,県知事がその返還請求を怠っているとして,県の住民らが,地方自治法242条の2第1項4号本文に基づき,その返還請求をすることを県知事に対して求める請求が,全部認容された事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/664/085664_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85664
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要旨(by裁判所):
1特定地域及び準特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法16条1項に基づいて指定された運賃(以下「公定幅運賃」という。)の範囲を下回る運賃の届出をした一般乗用旅客自動車運送事業者が上記届出をしたことを理由とする同法16条の4第3項に基づく運賃変更命令並びに同命令に違反したことを理由とする同法17条の3第1項に基づく輸送施設の使用停止処分及び事業許可取消処分について提起した差止めの訴えが適法であるとされた事例
2近畿運輸局長による公定幅運賃の範囲の指定が裁量権の範囲を超え又はその濫用があったものとして違法であるとされた事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/662/085662_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85662
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要旨(by裁判所):
検察官が,公判前整理手続が進行中の刑事事件で勾留中の被告人から,弁護人らとの間の接見の内容にわたる記載を含むノート及び弁護人ら宛ての信書の草稿等に当たる便せんの任意提出を受けた行為について,弁護人らが,弁護人に固有の秘密交通権を侵害する違法な行為に当たると主張して,国に対し,国家賠償法1条1項に基づき,損害賠償を求めた事案において,検察官がノートの任意提出を受けたことは違法ではないが,便せんの任意提出を受けたことは違法であるとして,慰謝料請求を認容した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/659/085659_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85659
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要旨(by裁判所):
被告人が,普通乗用自動車を窃取しようとして,共犯者と共謀の上,被害者所有の普通乗用自動車を窃取し,同車を運転走行した際,これを発見した被害者に同車を取り返されることを防ぐなどのために,被害者に同車を衝突させるなどの暴行を加えて被害者を殺害するなどしたという強盗殺人等被告事件について,被告人が同車を運転していたとする共犯者等の供述の信用性には疑問が残り,被告人が同車を運転していたことの証明がされていないとして,被告人には強盗殺人罪は成立せず,窃盗罪の共同正犯が成立するにとどまるとした事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/658/085658_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85658
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要旨(by裁判所):
被告人が,深夜の路上で,四人の通行人から次々と金品を強奪しようとして,一人に傷害を負わせ,一人を殺害してバッグを奪ったほか,二人から財布や普通乗用自動車を奪うなどした強盗致傷,強盗殺人,強盗等被告事件について,これらの犯行の動機は統合失調症による妄想に基づくものであり量刑上有利にしんしゃくされるべきであるとの弁護人の主張を排斥し,その動機は単に生活費等を得るためであったと認定した上,犯行時に被告人が摂取していたアルコール等により事理弁識能力及び行動制御能力が低下していたことや,被告人が自閉スペクトラム症にり患し,反社会性パーソナリティ障害を有していたことは,量刑上特に有利にしんしゃくすべきではなく,その他の諸事情を考慮しても,酌量減軽するのが相当な事案とはいえないとして,被告人に無期懲役を言い渡した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/657/085657_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85657
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要旨(by裁判所):
長期間にわたり統合失調症にり患していた被告人が,現金等を窃取しようとして,被害者宅に深夜侵入し,就寝中の被害者を殺害するなどした住居侵入,殺人等被告事件について,被告人は,被害者に出会えば殺されるという被害妄想に支配されていた一方,被害者に脅し取られたと考えていた金を取り戻さなければならないという思考障害に強く影響された状態にあり,犯行動機は,被害妄想や思考障害の影響を強く受けた中で形成されたものであって,了解することが極めて困難であることに照らすと,犯行は統合失調症の症状の圧倒的影響の下に行われたことが明らかであって,被告人は心神喪失の状態であったとの合理的な疑いが残るとして,被告人に無罪を言い渡した事例
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/656/085656_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85656
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犯罪事実(by Bot):
被告人は,第1(V1を被害者とする殺人及びこれに関連する詐欺)平成17年3月当時,Aが,A一家が多額の借金を抱えるなど金に困る状況を打開するため,V1に加入させていた多額の生命保険金を得ようと考えたことを契機に,A,B,C,D,E(当時18歳),F(当時19歳)らとの間で,V1を事故死に見せかけて殺害した上,戸籍上の妻であるBに対する保険金支払等の名目で保険会社から生命保険金をだまし取ることを共謀し,1同月上旬頃,本件マンションにおいて,かねてからAの意のままに従わざるを得ない状況に置かれていたV1(当時51歳)に対し,多額の生命保険金に加えて事故の相手方からの損害賠償金をも得ようとして,自転車に乗って対向車の前に飛び出して交通事故を装って死ぬように命じ,被告人がその現場に同行するなどしたが,V1が実行しないため,制裁として,3日間にわたって飲食させなかったり,あざができるほどに両腕をローテーブルに打ち付けるなどの暴行を加えたり,両足首のくるぶしが化膿するほど正座を長時間強制したりしたほか,被告人が「約束守らな。」などと繰り返し言い聞かせるなどして,V1を徐々に死ぬことを拒むことができない状況に追い込んだ。その上で,被告人らは,V1に,車の前に飛び出して死ぬことはでき
ないが高いところから飛び降りて死ぬことならできると言わせた上,沖縄県の指定名勝Hの崖から飛び降りて死ぬように命じ,同年6月中旬頃,観光旅行を装って沖縄県にV1を同行させ,同月30日頃,宿泊していた同県国頭郡○○村字○○△△番地所在のロッジIにおいて,それぞれV1と死別の挨拶を交わし,翌7月1日午前9時過ぎ頃,ロッジの1室で,Aが,V1に対し,Hの崖から飛び降りて死ぬよう改めて命じつつ,形見分けと称して,V1が身に着けていたネックレスを遺品として受け取るなどし,前記3月上旬頃以降の一連(以下略)
(PDF)
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/644/085644_hanrei.pdf (裁判所ウェブサイトの掲載ページ)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail4?id=85644
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